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【実測】RPA・OCRを使った仕訳の時間を大公開!

こんにちは!
会計事務所RPA研究会 事務局のA子です。

昨日10/2は、7月決算の法人の申告期限でした。
私の働いている税理士法人は、7月決算の顧問先が件数が多く、
しかも規模の大きな法人が重なっており、
昨日まで、ヒーヒー言いながら作業をしておりました。

そんな中、かなり役になったもの、
それは、まさにRPAとOCR!

今回、どのくらい役に立ったのか、
仕訳数と時間を計測しましたので、公開いたします!

【3332仕訳が約4時間】
わりと規模の大きいA社、
基本的には自計をされており、申告メインの関与なのですが、
今期は経理スタッフの退職や事業転換などで、記帳が間に合っておらず、
申告期限の2日前(9/30)に持ち込まれた
1年分の現金出納帳(独自に作成しているエクセル)実に3,332仕訳。

通常はこういった案件は受けないですよね。
残り2日で入力するにも、1時間100仕訳で33時間、
無理です。

しかしながら、顧問先との関係もありますし、
エクセル=うまく加工すればRPAでインポートできる?
ということで、担当者がファイルを預かってしまいました泣

RPAが動くように、独自に作成されている出納帳エクセルを加工し、(人が作業:2時間)
勘定科目や事業部門をうまく反映させ、(人が作業:1時間)
さらに別のエクセルに張り付けて(人が作業:30分)
その後、RPAを使って弥生インポート形式に変換(RPAが作業:10分)
無事に弥生会計に仕訳を登録(人が作業:20分)
トータル4時間で終わらせることができました。

人が1つ1つ手作業で入力していたら、
33時間以上かかる(しかもその間、常に集中して入力しないといけない)ものが、
4時間で仕訳登録まで完了し、なんとか期限内に申告まで終えることができました。


いかがでしょうか?
このように約30時間の業務時間が短縮できれば、
RPAの月額利用料44,000円も、その1回の利用でペイすると考えることもできます。
(こんなに切羽詰まった作業を毎月やりたくないですが、、、)

余裕を持った申告作業のためには、
少なくとも2、3週間前には会計の数字がまとまっておく必要があります。
しかし、顧問先には顧問先の事情もあり、
すべてこちらの都合どおりに進まないことも多いかと思います。

そんな時役に立つものは、
人の作業を手伝ってくれるRPAと、それを使える人材。

マクロやVBAの知識など必要ありませんので、
誰でも気軽にスタートが可能です。

ギリギリの申告作業が多い税理士事務所の皆様、
ぜひRPAで作業効率化を検討してみてください!
お問い合わせはこちらから!

※長くなりましたので、OCRを使った効率化につきましては、来週のコラムで!

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