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RPA導入で浮いた時間、どう使う?

こんにちは!会計事務所RPA研究会のK子です。

【RPAを導入して仕事を効率化できると次の繁忙期が楽になる】
ということを昨日のコラムで書きましたが、RPAの成果はそれだけではありません。

“RPA導入で浮いた時間をどう使うのか”
これが最大の課題、かつテーマです。

RPAは「効率化」だけで終わらせてはもったいないのです!
その先に生まれた「余白の時間」をどう活かすか。

それこそが、導入の真の成果を分けるのです。

空いた時間を、付加価値業務へ


RPA導入後、浮いた時間は、ただの「空白」ではなく、活かすことで「価値」に変わります。
たとえば、顧問先との定期的な面談や、経営状況に応じたタイムリーなアドバイス業務。
これらも、より深いレベルで踏み込んだ対話ができるようになったり、
本質的な提案へと繋げていくことができます。

この人間ならではの仕事に時間を充てることで、
顧客満足度の向上や、顧問料の最適化へとつながり、事務所の収益にも大きく貢献していきます。

RPA導入は、人の力を引き出すための手段


RPAを「人の仕事を奪うもの」と捉える方もいらっしゃいますが、実際にはその逆です。
RPAが担うのは、ルール化され、判断を必要としない業務です。


一方で、クライアントの背景を読み取り、経営者の想いを汲み取って提案を行う業務、
これは人にしかできません。

つまり、RPAを活用することで、人が本来力を発揮すべき業務に集中できるようになるのです。
若手職員には成長のための時間を。
ベテラン職員には業務全体を見渡してより良い仕組みを考える仕事、事務所の方向性を考える仕事を。
人の知見や経験を活かす場が増えれば、事務所全体のスキルや対応力も底上げされていきます。

「何を効率化するか」ではなく、
「効率化して得た時間で、何を創り出すか」
この視点を持つことが、会計事務所におけるRPA導入の真の成功に繋がるのではないでしょうか。

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