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RPA導入のキッカケはコレでした。

こんにちは。会計事務所RPA研究会のS美です。

暖かくなってきましたね!

 

さて、先日開催した「AI-OCR×RPA自動化フォーラム」の

ゲスト講演の中で、印象的な部分をご紹介しているシリーズ。

 1回目:RPAのメリット・デメリット(本音編)

 2回目:RPAメンテナンスの手間→こう捉える!

 

本日の3回目も、1回目・2回目に引き続き、

雅税理士事務所・片口先生のお話よりご紹介です。

 

片口先生は、RPAを導入するまで、

プログラミングなどの知識は、ほぼゼロだったとのこと。

もしかすると学生時代に、授業で1コマやったかどうか…、

社会人になって以降、Excelマクロも使ったことはない、

という状態だったそうです。

 

そんな片口先生が、

RPAを導入するキッカケは一体何だったのでしょう!?

 

それは、「財務分析報告書」を作成して送るまでの作業に

ずっと課題を抱えていたから、とのこと。

 

報告書を作るには、

・会計ソフトからのデータ抽出
・データの編集
・財務分析報告書としてのデータ化
・整合性のチェック
・送り先の確認と送付

という流れがありますよね。

この作業を人が行う場合、

単純で答えの決まっている業務内容にもかかわらず、

・1社あたり15〜30分かかる
・ミスがあると1からやり直し。また15分加算。
・作業が細かい
・間違うことが許されない
・送付先を間違う恐怖

こうしたデメリットやリスクがありました。

それらを克服するため、片口先生は当初、

・数をこなして慣れてもらう
・ミスを防ぐような細かなマニュアル化
・顧客をよく知るスタッフを担当につける

こういった対策で乗り越えようとされたのだそうです。

しかし!

・顧客数が増える状況では追いつかない
・マニュアルは読んでもらえない
・そもそも人は間違う生き物
・理解の深いスタッフの人件費は高くなる
・パートスタッフに任せると、結局は仕事が戻ってくる

こうした壁にぶち当たってしまったのだとか・・・。

 

そんな時に片口先生が出会ったのがRPA!

弊社EzRobotをお使いいただいておりますが、

シンプルな機能に限られていることもあり、

各機能の解説動画を見ながら作業することで、

長年の課題である「財務分析報告書作成」の初期ロボットを、

約10時間で完成させることができたのだそうです。

(現実には、1日1時間のロボット作成時間×10日間で完成)

 

その結果、これまでのデメリットやリスクからも

大きく解放されたとのことでした。

 

いかがでしょう。

財務分析報告書の作成、

きっと多くの事務所様で、日常業務でいらっしゃいますよね!

片口先生と似たような状況にお心当たりのある方も

多いのではないでしょうか。

 

もし、この”キッカケ”に共感される方がいらっしゃいましたら、

まさにそれこそ、RPAのお役立てポイントです!

もしかすると、貴事務所も10時間で、

その労力から解放されるかもしれません!!

 

年度の節目でもある今、

少しでも気になる方がいらっしゃいましたら、

ぜひこちらからお気軽にお問い合わせくださいませ。

お待ちしております。

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