RPAコラムRPA-COLUMN
RPA導入、7つの副産物
こんにちは、会計事務所RPA研究会のS美です。
以前開催した「AI-OCR×RPA自動化フォーラム」の
ゲスト講演の中で、印象的な部分をご紹介しているシリーズ。
1回目:RPAのメリット・デメリット(本音編)
2回目:RPAメンテナンスの手間→こう捉える!
3回目:RPA導入のキッカケはコレでした。
4回目:文字データ化の精度に感心した場面
5回目:紙資料からの脱却!顧客からデータでもらうには?
6回目:入力スタッフ0名!完全一人事務所のメリット!
7回目:中小企業の新卒求人倍率、9.91倍!
8回目:税理士界の少子高齢化のリアル
前回・前々回に引き続き、本日も、
京都府の老舗事務所「税理士法人広瀬」様の
お話を一部レポートします。
本日ご紹介するお話は、
テクノロジー導入による副次的効果、という内容です。
RPAやAIーOCRなどのテクノロジーを導入する場合、
「単純作業の負担が軽減し、生産性がUPする」
という点が、最も分かりやすいメリットですよね。
講師の廣瀬様は、この大きなメリットに加え、
多くの副次的効果を挙げられていました。
それらを順にご紹介していきます。
◆コスト削減
テクノロジー活用で自動化し、人手で行う業務を減らしますので、
残業が減るなど、人件費の削減ができます。
また、採用コストも削減可能です。
◆作業スピードが早まる
RPAをはじめ、グループウェアやチャットソフトなど、
様々なITツールを皆で使っていると、スタッフのITスキルが
どんどん底上げされていきます。
廣瀬様の実体験として、スタッフのITスキルが上がると、
日々の作業もスピードアップしていったのだそうです。
◆出来ることが広がる
今、単純作業に当てている時間が省略されますので、
分析作業や付加価値の高い業務などに時間を割く余裕が生まれ、
出来ることが広がります。
◆作業品質が高まる
ミスなどのヒューマンエラーがなくなるため、
成果物の完成度やクオリティが高まります。
◆人材が成長する
単純作業を自動化することで、
思考時間や考える業務を増やすことができ、
改善意識の向上も見込めるため、
より人材が成長していきます。
◆人材が定着する
単純作業は、どうしてもストレス負荷が高くなりがちなので、
そういった業務がなくなることにより、
離職率の低下や人材の定着につながります。
◆顧客への付加価値提供
自事務所内でテクノロジーを活用し、
IT運用ノウハウが溜まってくると、
それを付加価値として、顧客に情報提供できます。
いわゆる「ショールーム経営」です。
以上、廣瀬様が挙げられていた”副産物”をご紹介しましたが
いかがでしたでしょうか。
“副産物”と言いながらも、実はこちらの方が、
テクノロジー導入の真価かと存じます。
「所要時間が●分短くなった」、
「単純作業のストレスが減った」など
表面上のメリットのみならず、
その浮いた時間や浮いた労力で、一体何が生み出せるか、
むしろそこに着目し、テクノロジーとの共存を進めていきましょう!!
弊社RPA「EzRobot」がその歩みをサポートいたします。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。