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税理士界の少子高齢化のリアル

こんにちは、会計事務所RPA研究会のS美です。

以前開催した「AI-OCR×RPA自動化フォーラム」の

ゲスト講演の中で、印象的な部分をご紹介しているシリーズ。

 1回目:RPAのメリット・デメリット(本音編)
 2回目:RPAメンテナンスの手間→こう捉える!
 3回目:RPA導入のキッカケはコレでした。
 4回目:文字データ化の精度に感心した場面
 5回目:紙資料からの脱却!顧客からデータでもらうには?
 6回目:入力スタッフ0名!完全一人事務所のメリット!
 7回目:中小企業の新卒求人倍率、9.91倍!

前回に引き続き、本日も、

京都府の老舗事務所「税理士法人広瀬」様の

お話を一部レポートします!

 

今回、「税理士・会計業界の生産性向上の必要性」

というテーマでのお話でしたが、

生産性向上が必須である理由の1つに、

「税理士業界の少子高齢化問題」を挙げられていました。

 

皆様もご存知の通り、今、税理士業界の年齢層は、

60歳台・70歳台の税理士が、全税理士の半数以上を占めています。

一方で、40歳未満の合格者は減少の一途をたどっていますね。

どのくらいの減少かと言えば、

廣瀬様もご紹介されていましたが、

そもそも税理士試験の受験者数が、この8年で43%も減少しているのです。

 

となると、今後、受験者数が激増でもしない限り、

平均寿命や引退時期を考えると、あと10〜20年後には、

税理士の数が約半分になってしまいます。

 

廣瀬先生のお言葉をお借りするならば、

「業界全体の問題として

引退される先生のクライアントを

下の世代の少ない人数で見なければならない」

ということです。

極端な話、一人の現役税理士が抱える顧問先の数が、

今の2倍3倍になりかねません。

 

現状、会計事務所において、税理士一人が担当する企業数は、

多くて20〜30くらいかと存じますが、

それが40〜50やそれ以上になると考えるとどうでしょう。

 

「この状況を重く受け止めねばならない」

と廣瀬先生はおっしゃっておられましたし、

こうした状況だからこそ、

1件1件にかける時間をいかに短くし、生産性を上げていくことが

税理士業界全体の必達課題だ、というお話でもありました。

 

廣瀬様も、その解決手段の一つとして、

「業務効率化プロジェクト」や「間接業務削減プロジェクト」などを

社内で発足させ、活動されている他、

RPAなどのITツールの導入も積極的に進めていらっしゃいます。

 

しかも、10年後というと、そう遠い未来でもありませんよね。

いざ上の世代が引退となり、

いざ自分が2〜3倍を担当することが見えて初めて慌てるのではなく、

今のうちから、戦略的に対応を進めておきませんか?

もはや事務所の最優先事項かもしれません。

 

なお、

なお、弊社RPA「EzRobot」は、

サポート費用など完全無料、月額費用のみとなっております。

(※シナリオを0から作って欲しいという作成依頼の場合にのみ、別途お見積りをさせて頂いております。)

自動化や業務効率化について、どこからどう手をつけるのか、

一緒に取り組んでいくことも可能ですので、

ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せください。 

お待ちしております!

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