RPAコラムRPA-COLUMN

RPAの導入がなかなか進まない理由①

こんにちは!
会計事務所RPA研究会のA子です。

RPAの導入を決意するも、なかなか進まずに断念してしまったという話を
耳にすることがあります。

今回はRPAの導入が進まない理由について、これまでRPA研究会に寄せられたお話をもとに
考えてみたいと思います。

理由① RPAの操作が難しい
RPAには実にたくさんの種類があります。
初心者向けの簡単なものから、エンジニア向けの高度で複雑なもの、
機能の数が多いもの(=ボタン1つでRPAできることが多い)や
逆に機能の数が少ないもの(=シナリオの組み立てに複数の工程が必要になることが多い)
など、RPAシステムの種類によって特徴は様々です。
RPA担当者のITスキルや、RPAを使って自動化したい作業の難易度(複雑)によって
適切なRPAシステムを選ぶことが大切です。

理由② RPAのシナリオを組み立てる時間がない
人手が足りない、忙しい、、、
こういった悩みを解決するためにRPAの導入を決意するも、
RPAはドラえもんのような『自分で考えて動くロボット』ではありません。

RPAを動かすためには、人が、正確に指示を与えないといけません。
この指示書がRPAのシナリオであり、シナリオは担当者が組み立てたてる必要があります。
また、シナリオが出来上がったら終了ではありません。
完成したシナリオも、様々な環境の変化(アイコンが変わった、使っているシステムのバージョンアップなど)によって、都度微調整を続けていくことになります。

●RPAの操作方法をマスターする
●RPAのシナリオを組み立てる
●RPAシナリオの微調整をし続ける
RPAを使って自動化するためには、ある程度の時間がかかることを覚悟しなければなりません。

そもそも忙しいからどうにかしたくてRPAを導入するのに、
(RPAを導入するための)プラスαの時間を捻出することが難しい、、、
鶏が先か、卵が先か、のようなすごく難しい命題ですが、
先延ばしにしていても、ずっと忙しい事実は変わらない。
であるならば、来年、再来年を楽にするために、この1年踏ん張って、本腰を入れて取り組んでみる!
という形がベストではないでしょうか?

長くなりましたので、続きは来週とさせていただきます!

「RPAお役立ち情報」に関する新着RPAコラム

最新のRPAコラム

RPAコラムカテゴリー