RPAコラムRPA-COLUMN
RPAを使っても、まだ効率化できない部分
こんにちは、早く6月にワープしたい、そんなことばかり考えて毎日を過ごしている、
会計事務所RPA研究会のA子です。
繁忙期もいよいよ大詰めになってきました。
みなさまの事務所はいかがでしょうか?
私が働いている事務所は、スタッフ間での雑談もなくなり、殺伐とした雰囲気になっています。
さて、昨年から4回にわたり、
RPAを使ってこんなに効率化できました!(パート1)小口の入力
RPAを使ってこんなに効率化できました!(パート2)銀行CSVからの自動仕訳
RPAを使ってこんなに効率化できました!(パート3)普通預金変換ロボ
RPAを使ってこんなに効率化できました!(パート4)売上入力ロボ
私A子のRPA活用事例をご案内してきましたが、
本日はRPAを使っても効率化が難しい部分についてお話しできればと思います。
RPAを使うことで、
・小口(レシート・領収書)の入力
・通帳の入力
・カード明細の入力
・売上の入力
こういったことは格段に効率化できましたが、
一方で、一度ですべて正しい仕訳ができるか、というとそういうわけではありません。
たとえば、
・会社によっては、同じ勘定科目(仕入高)でも、税率が8%と10%のものがある
→仕入高と入力しても、ロボは一律10%として動いてしまう・・・これはエクセルの加工でなんとかなりますが、忙しくて未着手・・・
・会社によっては、かなり細かく補助科目をつけて対応している
→補助科目まではアルバイトさんでは判別が難しい・・・アルバイトさんに過去の仕訳など多くの情報を渡すと混乱させてしまう・・・
・通帳の数字をそのままインポートしても、その後に修正が必要
→社会保険料(20万円)を預り金(10万円)と法定福利費(10万円)に修正
→借入金の返済について内訳(元本・利息)を再入力
こういった部分は、まだまだ私が自動化できていないところです。
手探りではありますが、どういった形が1番スムーズに対応できるか、
今後も試行錯誤しながら進めていこうと思います。