RPAコラムRPA-COLUMN
DX化って都会の話?
こんにちは!会計事務所RPA研究会のK子です。
蒸し暑い日が続きますね。沖縄・奄美地方は梅雨入りしたとのこと。
季節は変わっていくのに、仕事の自動化は…
昨今、会計業界への就職希望者が減少し、人材獲得競争はますます激化しています。
その影響で、未経験者の登用や在宅ワーカーの活用など、働き方の多様化が急速に進んでいます。
こうした変化に対応するには、事務所のDX化ももはや“避けては通れない道”となりつつあります。
私たちの働き方改革は、もう「待ったなし」かもしれません。
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◆ 「うちはアナログで十分」…本当にそうでしょうか?
「手書きでも回っているし、困っていない」「高齢の職員ばかりで、デジタル化は難しい」
─そんな声を、会計事務所の現場ではよく耳にします。
けれど、“今は大丈夫”でも、“未来はもっと大変”になることは明らかです。
紙ベースの業務は非効率なだけでなく、人材不足・高齢化・働き方改革など、
今後の変化に適応できないリスクがあります。
◆ 会計業界はDX化が「待ったなし」の業種
国税庁の電子化方針や電子帳簿保存法改正、インボイス制度の開始など、
会計・税務の世界では“強制的なデジタル化”が進行中です。
クライアントのニーズも「紙のやりとりからクラウドへ」「タイムリーな対応へ」と変わりつつあります。
つまり、DXは“やるかやらないか”ではなく、“いつやるか”の問題になってきているのです。
◆ DXの第一歩は「入力作業の自動化」から
DXと聞くと、難しいシステム導入や高額な投資を想像するかもしれません。
しかし、現実の第一歩はもっとシンプル。
たとえば、紙の帳票をAIで読み取りCSV化できる「Ez-AiOCR」、
定型作業を自動実行できる「EzRobot」のように、
今ある業務の“入力”や“登録”といった作業を機械に任せるところから始めるのが効果的です。
◆ DXは、所内スタッフを守ることにもつながる
人が辞めても業務が止まらない。ベテランに頼りすぎない。長時間労働から解放される。
これらはすべて、「DX化=仕組み化」によって得られる効果です。
ツールの力で業務を分かりやすく・標準化することで、スタッフの負担が減り、働きやすさも向上します。
◆ 「紙の次」を始めませんか?
DXは、特別な企業だけのものではありません。
今では、全国各地の会計事務所で、実際に業務効率化が進んでいます。
「都会だからできる」「地方では難しい」といった垣根も、今や意味を持たなくなりつつあります。
会計事務所RPA研究会では、現場目線のDX導入支援を行っています。
「そろそろ考えないと」と思ったその時が、DXのはじめどきです。