RPAコラムRPA-COLUMN
序章「RPAとエクセルマクロの違い」
こんにちは。
会計事務所RPA研究会 事務局のS美です。
本日は、1〜2年ほど前に弊社代表の大城が別で書いたコラムを
こちらでご紹介します。
テーマは「RPAとエクセルマクロの違い」なのですが、
このテーマでのご質問が、日頃から非常に多いため、
実は今、そのご質問にしっかりとお答えできる本格的な記事を製作中でして、
週明けにはオープンになる予定となっております!
つきましては、その序章として、こちらをご紹介する次第です。
まずはご覧ください↓
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RPAとエクセルは相性がとても良いです。
ではRPAとエクセルマクロでは、どのような違いがあるのでしょうか?
(エクセルマクロには、VBAという複雑なプログラミングがあります。)
様々な違いがありますが、今日は2点ご紹介します。
◎学習の習得時間の観点から
学習コスト(習得するまでの時間)という概念がございます。
RPAを習得するための時間、
エクセルマクロを習得するまでの時間、
それぞれ、どれくらいの時間がかかるかということです。
・エクセルマクロやVBAを習得するためには、100時間以上の時間を有することになります。
・RPAでは、RPA製品によりますが、基本のロボットを作成するまでに、
簡単な製品であれば10時間~20時間で習得できます。
◎エクセルマクロがRPAより優れている点
当然のようですが、エクセル内の自動化については、
エクセルマクロの方が優れています。
RPAでマクロと同じ成果物をエクセルで作成することはできますが、
ロボットを作成する工程数が多くなったり、かなり複雑なロボットになったりします。
そして、複雑なロボットや工程の数は、エラーを生む要因になります。
つまり、エクセルにおいては、マクロやVBAで作成できる方は
そちらをお勧めいたします。
一方、RPAはパソコン全体の様々な作業を自動化可能です。
その汎用性の高さは、他に代え難い魅力があります。
◎現実的な着地点
最終的に、RPAでは、エクセルマクロとRPAを合わせたロボットが
最も生産性の高いロボットが作成できます。
弊社でも、確定申告の医療費控除ロボでは、エクセル関数とRPAの組み合わせ、
年末調整ロボでは、VBAとRPAの組み合わせで作成しています。
もちろん、エクセルマクロを使わずとも、
RPAだけで完結するロボットも多数活躍しています。
エクセルマクロやVBAは習得時間がかかるため、
是非一度RPAの世界を味わっていただければと思います。
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いかがでしょうか。
非常にシンプルに「RPAとエクセルマクロの違い」に触れています。
ただ、本文中にもあった通り、
実は、その違いはもっと多岐に渡ります。
週明けに、その違いについて詳細に解説した記事をアップしますので、
疑問に思われていた方は、どうぞそちらもご覧ください!!
→「RPAとExcelマクロ(VBA)の違い/使い分けや事例を丁寧解説!」