RPAコラムRPA-COLUMN
ロボットは人間の仕事を奪うのか!?
ロボットが業務を行うということは、
当該業務に関してロボットは人間の業務を代替するということになります。
では、ロボットが人間の仕事を奪うかどうかという疑問に関しては、
一部の業務を担当するという表現が近い気がします。
現在のロボットができることは、“頭を使わない単純作業”です。
ロボットに任せる業務が限定的であること、
ロボットの行った業務にに対してチェックは必要です。
もし、事務所の中でロボットを導入するときに
社員が仕事を奪われるという抵抗感のある事務所の場合には、
年末調整や確定申告のように季節労働で使用することにより、
残業が減るという実感がわきやすいことと、
フォルダへの収納など単純だけどストレスがかかる仕事からRPA化することにより、
現場の抵抗は比較的少なくて済むと考えています。
何より、ロボットに業務を奪われたという後ろ向きな発想ではなく、
人間でなくてもできる単純作業をロボットに任せた。
その結果、人間しかできない、
高付加価値の業務を行う時間が増えたと捉えることの方が実際の感情に近いです。
今後ロボットはテクノロジーの発展と共にできることは増えます。
人間の作業をどんどんロボットに任せていくことができる組織が、
5年後の会計事務所の先頭に立っていると考えています。
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