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文字データ化の精度に感心した場面
こんにちは。会計事務所RPA研究会のS美です。
本日、一転して真冬日の東京。
体調管理に苦労しますね。
さて、先日開催した「AI-OCR×RPA自動化フォーラム」の
ゲスト講演の中で、印象的な部分をご紹介しているシリーズ。
本日は、ライズサポート税理士事務所の武渕先生のお話を
一部ご紹介します!
以前より、一人事務所として、
「効率化」と「売上の最大化」を進めて来られた武渕先生ですが、
コロナ禍を経て、ご自身の価値観にも少し変化があり、
今後は、一層の「効率化」を念頭に置かれるというお話がありました。
その中で、AI-OCRにもご注目されているとのこと。
そんな武渕先生が、昨今のテクノロジーによる
「文字データ化」の精度に感心した場面として、
次のようなエピソードを挙げていらっしゃいました。
とある専門書の内容を丸1ページ分、Wordに転記する必要があり、
その分量が多かったこともあり、
単純な手打ちでの転記をためらったそうです。
その際、ふと「何か無料アプリなどで対応できるのでは?」と
思いつかれた武渕先生。
早速検索し、まさにその機能を持つアプリを発見され、
該当のページを写真に撮って処理をさせたところ、
簡単に文字データに変換できたのだとか。
しかも、その精度も、先生が一通り確認された結果、
ミスはなかったとのことでした。
もし人手でデータ化をしていたら、
人間ですので、どこかでタイプミスなどを起こしたかもしれず、
時間も取られていたことでしょう。
武渕先生も「自分がやるより精度が高い」と感じられたそうです。
いかがでしょうか。
たとえ無料のアプリであっても、
文字のデータ化の精度がここまで上がっているのです。
それならば、この技術はもはや当然のこととして
ますます社会に受け入れられていくのだろうと
再認識させられました。
間違いなくビジネス面の実務面でも
この技術が使われていくはずです。
会計業界としても、AI-OCRの当たり前のような浸透が
目の前にあることを感じたエピソードでした。
皆さんも、そんな時代に備えて行きませんか?
弊社もAI-OCRに関する情報を引き続き発信してまいります。