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RPA製品の価格

RPA製品の価格については、年間数百万円以上かかるものから、殆ど無料のものまでかなり差があります。

では、価格の違いはどこで生じているかを考えてみてください。

利益を求める企業が行う製品ですので、価格には意味があります。

 

◎価格が低いRPA製品の場合

価格が低いRPA製品の場合には、まず注意したほうがよいことは、その価格がどこまでの範囲であるかということです。

RPA製品の価格が低いと、サポートが一切ない場合も少なくありません。

つまり、RPA製品導入後は、自分で何とかしてくださいという場合です。

この場合、社内に相当なエンジニアがいる場合には良いですが、エンジニアがいない場合には辛いことになります。

RPA製品の価格が低い場合には、RPA製品を扱う企業は、当たり前ですが、サポートの人件費に対して赤字が出るということになります。

ですので、RPA製品の価格が低い場合には、サポートを受けれないと考えた方がよいと考えています。

もし、RPA製品の価格が低く、サポートが充実している場合には、サポート費用や保守の費用が製品とは別途生じることになります。

でないと、そのRPA製品の会社はどこで利益を上げているのかが分からなくなります。

従って、しっかりとRPA製品を導入する場合には、金額とサービス内容を事前に聞く必要があります。

 

◎価格が高いRPA製品の場合

価格が高いRPA製品はたくさんの機能がついています。

しかし、これも注意が必要です。

たくさんの機能を実際につかいこなすことができるのかということです。

よくエクセルを使いこなしている人でも、実際のエクセルの全ての機能の5パーセントも使っていないといわれています。

普通の人では1パーセントも使用していないと言われています。

実際に使用しない機能がたくさんついて、RPA製品の金額が高くなることは、やはりよく考えれた方がよいと思います。

実際に使いたい機能があるかどうかを事前に聞くことはできると思いますので、是非聞いてみてください。

 

◎まとめ

中小企業、会計事務所、社労士事務所、それぞれのRPA製品に関して必要な事項が違うと考えています。

まずは、RPA製品に1年間にいくら金額が必要なのか。

その金額には、どんなサービスが含まれているのか。

実際に必要な機能はあるのかどうか。

このあたりは絶対に必要な項目ですので、ベンダーさんに聞いて頂き、RPA製品の選択の一つにして頂ければと思います。

 

 

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