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RPA導入に批判的な層がいる時は。

こんにちは、会計事務所RPA研究会のS美です。

 

RPAに関心はあるものの、現場の理解が得られるか不安

RPAを導入したが、現場に浸透しない

といったお声を時折耳にします。

お話を伺ってみると、「導入に批判的な層がいる

というケースが最も多いです。

 

現場のスタッフの中には、

自分たちの仕事がなくなってしまうのではないか?
(契約打ち止めや解雇につながるのではないか?)

という不安から導入に批判的だったり、

従来のやり方を変更してまで

新しいことを覚えるのに後ろ向きだったり、

本当に効果があるの?と懐疑的な気持ちだったり、

様々な考え方のスタッフがいます。

 

そんな時、スムーズにRPAを浸透させていくには

どうすれば良いのでしょうか?

本日は、その考え方を大きく3点ご紹介いたします。

1)RPA導入のビジョンを明確に伝える

RPA導入の最大の目的は「生産性向上」です。

もう少し詳しく言うならば、

RPA自動化で浮いた時間を以下のような時間(※)に充てることで、

事務所の生産性向上や効率化を目指すとともに、

スタッフのやり甲斐や専門性を高めることも期待できます。


●より付加価値の高い業務(顧客との対話、コンサルティング、新規事業立案、等)
●これまで後回しにされてきた「重要だが緊急度の低い」業務
(業務の棚卸、オペレーションの見直し、採用や研修、長期経営計画、等)

RPA導入は「仕事を奪う」という意味合いでは決してないことを

理解してもらえるのがベストです。

 

そしてそもそも、事務所が生き残っていかないことには、

スタッフの雇用も保障されません

この先、テクノロジーの導入が進み、

効率化・簡易メニューの低価格化・付加価値の高い提案

などを進める事務所が多くなれば、

そうでない事務所の生き残りは厳しくなります。

また、各企業が自前で済ませられる会計業務も

今後増えていくと予想されており、

その意味でも、従来のやり方ばかりでは生き残っていけません。

 

将来にわたって事務所がしっかりと生き残り、雇用も安定し、

更に、スタッフ一人一人が働きやすく、やりがいのある状態を作るためには、

テクノロジーとの共存が必要なのです。

そのビジョンを、明確にスタッフへ共有しましょう。

2)スモールスタートにする

RPAを導入する場合、いきなり導入を告知して、

多くの業務での活用を呼びかける、というケースがありますが、

RPAがそもそも何をするものかを理解できてない人が多いのが普通です。

初めてのものに手をつけるのは誰しもハードルがあり、

どんなに丁寧なマニュアルがあろうとも、なかなか浸透はしません。

 

ついては、導入の中心となるプロジェクトメンバーを集め
(そこまでの規模でなければ、担当者を決め

テスト運用などからスタートし、小さな業務からでいいので、

確実に成果を出してみてください。

効果が目に見えてくれば、無関心層(積極派でも批判派でもない層)が

興味を示してくれるようになります。その後は、

その層も取り込んで、徐々に自動化の範囲を拡大してみましょう。

こうして成果を出していけば、批判層も軟化しやすくなりますし、

協力せざるを得ない空気感となり、浸透しやすくなります。

3)スタッフのサポート体制を整える

RPAに限らずですが、新たなやり方が軌道に乗るまでには、

スタッフの負担感があるものです。

いくら興味を持ってくれたスタッフがいたとしても、

何らかの負担で使われないことには、実際のメリットも感じられないので、

結局は広がることもなく、宝の持ち腐れになりかねません。

 

そこで、プロジェクトメンバー外へ広げるタイミングが見えてきたならば、

興味を持った層がきちんと使い始めることができ、

その機運が他からも見えるよう、サポート体制を整えていきましょう。

例えば、マニュアルの整備や、研修の実施や研修報告、

RPA活用情報の共有などが代表例です。

弊社クライアント様の中には、

RPA活用アイディアコンテストをやった企業様もあります。

そのようにRPA活用イメージの普及にも力を入れられると尚良いですね!

 

以上、

3つの考え方をお伝えしてまいりましたが、いかがでしたか?

RPAのメリットを事務所内で最大限に享受するためにも、

計画的・戦略的に導入を進めてみてくださいね!

 

なお、弊社RPA「EzRobot」は、

サポート費用など完全無料、月額費用のみでご利用いただけます。

スムーズな導入への道筋を、

サポートスタッフが伴走しながら進めていくことも可能ですので、

RPAによる自動化にご興味をお持ちの方は、

ぜひお気軽にお問合せください。 お待ちしております!

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