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RPAを導入するための『データの整理整頓』をRPAにさせる!!

こんにちは、会計事務所RPA研究会のA子です。

セミナーに参加していただいた事務所様から、こんな声がよく寄せられます。

『RPAの良さ、RPAの便利さはよくわかりました。
ただ、うちの事務所は、統一されたルールや作業手順がなく、各担当がそれぞれに動いているので
データやフォルダがぐちゃぐちゃなんです。
まずはRPAを導入する前に、RPAが動くようにいろいろと整えないといけないとわかりました』

私はこのお言葉を聞く時いつも、本当にもったいないなと感じます。

というのも、RPAは会計業務だけではなく、通常のバックオフィス業務全般が得意なのです。
コピーする、フォルダを作成する、名前を付けて保存するといった、クラウド上の整理整頓こそ、
人がわざわざやらなくていい単純作業。
RPAを動かすための整理整頓を、RPAにさせたら、すごく便利なのです。

本日はそんな事例をご紹介します。


① 顧客フォルダを整理しよう!
私の働く会計事務所では、顧客の会計データを『FRONTIER21』で管理していますが、
スタッフが増えたこと、顧問先の件数が増えたこと、また電帳法への対応などを考慮し、
FRONTIER21内のフォルダ整理、毎月の更新などを自動化しようと考えました。

② 顧客フォルダのテンプレート・顧客一覧(エクセル)を作成
顧客一覧は、マイコモンから一括でダウンロードしました。
ここから必要な情報(法人名/個人名)をエクセルにまとめて、ここまで所要時間15分!

③ FRONTIER21に新たに『新フォルダ』を作成!
データの整理中も、通常業務は進みます。
ですので、FRONTIER21内に(作業中)新フォルダを作成し、そこで、新しい顧客フォルダを作成していくことにしました。
新しい顧客フォルダ内をどういった構造にするかをメンバーで話し合い、テンプレートを作成しました。
ここまでの所要時間45分(主に話し合いの時間)



長くなりましたので、続きはまた来週ご紹介します!

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