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Ez-AiOCRの破壊力(お薦めできませんが、、、)
こんにちは、会計事務所RPA研究会 事務局のA子です。
本日10月31日は、8月決算法人の申告期限だったわけですが、
先月に引き続き、最終日に資料が届くという、悲惨な状況でした。
先月の記事はこちら
【実測】RPA・OCRを使った仕訳の時間を大公開!
【実測】RPA・OCRを使った仕訳の時間を大公開!(パート2)
前々から、顧問先にはお伝えしていたんです、
カード明細を出してくださいと。
通帳からカード代金の引落はされているのに、明細がわからず、
月々数百万の引落金額からも、かなりの仕訳数になることは予想できておりました。
そして本日10月31日朝6時過ぎ
アメックス12ヶ月分の明細がついに届いたのです。(PDF162枚)
おそらく99%の会計事務所様は、こんな案件受けないですよね。
しかし、私の勤める事務所は、顧問先との関係値もあり、受けてしまうんです。。
ここからがEz-AiOCRの出番!
朝9時の出勤と同時に、記帳の作業にとりかかります!
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①PDF162枚をアップロード・・・これは体感として2分程度でした
②画面上で不要なページを削除しながら、列のズレなど、画面上で簡単に操作できる修正をしていく
・読みとらなかった部分は、あらかじめ手元でメモをしておく
→摘要部分が3-4行にわたる場合など、その前後の明細がまるっと抜けている場合がありました
→これは、トータル162枚のうち6枚分、仕訳数にして30ほどでした
③CSVをダウンロード・・・ここまでで体感として20分弱
(ちなみにダウンロード後、CSVの行数を数えるとなんど1,450ありました!!)
④CSV上で摘要を微調整
・例えば、この会社はfacebookやgoogleの広告でカードを利用することが多かったので、
CSV上でフィルタ機能をうまく使いながら摘要のワードを統一していきました
・同様に、駐車場・パーキングで検索して『駐車場』と統一したり、勘定科目の登録がしやすいように、
エクセルを加工していきました
・・ここまでで45分経過、果たして間に合うのか、ど緊張しながら作業していきました
⑤勘定科目の選択(5分程度)
・駐車場、ETC、JR、タクシーなど特定のワードを選択し、『旅費交通費』とまとめて登録
・facebook、google、tiktokなどは『広告宣伝費』
→④の工程で摘要を統一していたことで、おおよそ9割の勘定科目がまとめて登録できました
⑥勘定科目が埋まっていないもの(おおよそ100仕訳)を個別に登録、不明なものは仮払で登録
・・・1時間経過、
⑦できあがったエクセルをコピーして、MF補助元帳テンプレートに貼付(5分)
→MFからダウンロードしたテンプレートが300行しかなかったので、これは独自に加工して行数を1500まで増やしました
⑧MFにインポート(2分)
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実に、取り掛かりから70分で、1,450仕訳の登録が完了しました。
もう、今日1日分の仕事を終えたぐらいの疲労感です。
(でもまだ10時過ぎ、、もちろんそこからみっちりと仕事をしました。。)
いかがでしょうか?
今回1,450仕訳が70分で完了したことは、
・Ez-AiOCRを使い慣れていること
・カード明細の摘要が、facebook、GOOGLE.AD、ETCなど、加工しやすかったこと
・MFのインポート機能も使い慣れていること
など、複数のプラス要因があったのですが、
これだけの破壊力のある製品ということは伝わったかなと思います。
また、1枚8円という低価格なので、162枚読み込んで1,300円というお得感です。
(1仕訳20円の他社製品の場合、この量だと3万円近くになります)
こんなに便利なEz-AiOCR、1ケ月無料でお試しいただけます!
まだお使いになってない事務所様、ぜひこちらからお申し込みください!
余談
手入力で1,450仕訳を記帳する作業は、
2-3人が本気でとりかかって1日で終わるかなという分量かと思います。
そもそも、申告期限の最終日に1年分のカード明細を引き受けるなんて、
こんな働き方はお勧めできませんが。。