RPAコラムRPA-COLUMN
AI-OCRのデメリット、正直にお伝えします!
会計事務所RPA研究会のA子です。
本日は、先週のこちらのコラムの続き、
私A子がAI-OCRのβ版を使った感想を【忖度抜き】でお伝えいたします!
先週は、AI-OCRを使った感想、メリットについてお伝えしたのですが、
今回はデメリットになります。
正直にお伝えしますので、覚悟して読んでくださいね!
AI-OCRのデメリット、ズバリ修正が必要!!!
銀行によって、通帳の形式は異なります。
①
日付 |
摘要 |
お支払金額 |
お預かり金額 |
取引残高 |
4-2-28 |
手数料 |
3,300 |
|
61,351 |
4-2-28 |
振込入金 |
RPAタロウ |
60,000 |
121,351 |
4-3-1 |
総合振込 |
13,000 |
カ)テスト |
108,351 |
4-3-22 |
手数料 |
3,300 |
|
105,051 |
②
日付 |
摘要 |
お支払金額 |
お預かり金額 |
取引残高 |
22–2-28 |
手数料 |
3,300 |
|
61,351 |
22–2-28 |
振込 RPAタロウ |
|
60,000 |
121,351 |
22–3–1 |
振込 カ)テスト |
13,000 |
|
108,351 |
22–3-22 |
手数料 |
3,300 |
|
105,051 |
細かい点なのですが、①と②では、摘要の記載形式が異なります。
①は金額のところに、振込先の情報が入っていますが、②は摘要の欄にすべて含まれています。
また、①の日付の表記は和暦であるのに対し、②は西暦になっています。
ハイフンの形式も異なります。
これをAI-OCRで読み取ると、まさにこのままデータ化されるので、
そのあと会計システムに入力するには、人による修正の作業が必要になるのです。
文字情報の移動であったり、日付や金額の修正だったり、
読み取ったデータを見ながら作業する作業が発生します。
これがわりと面倒💦
読み取り字体は一瞬でできるのに、細かい修正の作業には神経を使いますし、
1回で読み取った量が多いほど、かなり時間もかかります。
ですので、私A子は、通常は弥生のスマート取引(通帳読み取り機能)を利用し、
今日中に仕上げたい!といった時間のない時には弊社のAI-OCRを使う形がいいのではないかと考えています。
と、ここまでコラムを書きあげたタイミングで、こんな情報が、、!!!
β版をご利用中の皆様にはご案内いたしましたが、本日、AI-OCRの機能に関して一部改修を実施いたしました。
<管理サイト>
・組織削除機能(削除後、復活させることも可能)
<ユーザーサイト>
・OCR後の編集画面で、列削除の仕様変更(余計な列が出来てしまったときの編集がより容易に)
<共通>
・セッション切れの場合、エラーメッセージを表示し、ログイン画面に戻る
確認しましたが、より使いやすい仕様に変更されております!
しかも!!!
先ほどお伝えした
『①は金額のところに、振込先の情報が入っていますが、②は摘要の欄にすべて含まれています。』
これに関しても、現在修正を依頼しているとのことです。
おーなんということでしょう!!
こうなると、格段に使いやすくなること間違いなし!
ぜひ皆様もAI-OCR、お試しください! 問い合わせはこちらから!