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AI-OCRの限界

こんにちは!
会計事務所RPA研究会のA子です。

現在弊社でご案内しているEz-AiOCR
通帳、カードの読取を中心に、今や私の日常業務になくてはならないものですが、
頻繁に使っているからこそ、その限界を感じる場面もあります。

本日はそのあたりについて、正直にご紹介させていただきます。

① 写真データだと修正箇所が多い
お客様から送られてくる通帳コピー。
スキャン(コピー)データであれば、比較的修正箇所も少なく、サクサクとCSVに変換できますが、
写真データの場合は、修正箇所が多くなる印象です。
通帳を広げた状態で写真をとっても、どうしても真っすぐにならず、角度がついてしまうため、
コピーと比較すると、表にズレが生じることが原因です。

お客様にとっては、手元のスマホで写真を撮って、ラインなどでさっと送ることができるので
大変便利なのですが、その後の処理を考えると、面倒でもコピーを取ってほしい、
切にそう思います。
お客様への教育が必要ですね、、、)

人が作業するとどうしても集中力が落ちる、ミスをする
CSVにしたあとの処理。
各種会計ソフトのインポート形式に変換する際、
無料で配布している変換テンプレートのエクセルを使っていますが、
読み取った帳票のデータが多ければ多いほど、その後のコピペの作業でミスをする確率が上がる気がします。

例えば通帳1冊分、10ページ200行のコピー、貼り付けの作業、1行でもずれてしまうと、
勘定科目や残高などが全部ずれてしまいます。
それに気が付かずに、会計ソフトにインポートしてしまうと、もっと大変。
どこでずれたのか、どこが間違っているのか、1つ1つ目で見て確認していると、
せっかくAI-OCRで効率化したはずが、余計に時間がかかるという散々な結果に。

これについては、RPAと併用することで、解決いたします!
次回のコラムではこのあたりをもう少し詳しく解説します!

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