RPAコラムRPA-COLUMN
認知能力を鍛える
こんにちは。
会計事務所RPA研究会 事務局N子です。
皆さんは認知能力を知っていますか?
「見る力」「聞く力」「想像する力」と言った能力のことです。
こういった能力をトレーニングする「コグトレ」が今注目されていて、
子供の通う小学校でも取り入れられています。
特に1年生で学習するひらがな、カタカナ、漢字、たし算、ひき算を覚えていく力は
「コグトレ」であり認知能力に直結するそうです。
コグトレを開発した児童精神科医の宮口幸治立命館大教授によると
認知能力が低いと診断される子供達は14%程度いますが、
診断名がつかず支援を受けられない子供達が非行に走る比率が高く、
そういった現状を変えるべくコグトレを考案したそうです。
昨年1月には大阪府吹田市にコグトレの専門塾が開校し、
学校現場でも徐々に広がっているそうです。
子供の宿題でも点をつないだ絵や図形を模写する物があり、
何の勉強なんだろう?と思っていましたが
まさにこれが見て覚える能力を強化するトレーニングになり、
繰り返すことで文字や漢字など理解する力が伸びるそうです。
子供の小学校では1年生でまず10までの数の組み合わせを覚えます。
10は5と5。10は6と4。10は7と3。こういったことです。
毎日声に出して読み、見て聞いて覚えていく。
これがその後の学習能力に影響していくそうです。
私自身が子供の頃は田舎育ちというのもあるかもしれませんが、
ここまで徹底し指導されていた記憶はあまりありません。
最近は小学1年生で宿題もプリントびっしり4枚、
国語の読書、計算読書、毎日たっぷり出され、
親は答え合わせとやり直しまで対応し、
2年生、3年生と学年が上がるごとに宿題の量も増えていきます。
親としてもなかなかハードな内容ですが、
学校がしっかりと管理してくれているという安心感はあります。
ただただ勉強するのではなく、
子供のうちから様々な角度でトレーニングしていくことで
「できない」「分からない」が少なくなり自信とやる気に繋がるのだと思います。
子供だけでなく大人も脳を活性化させるためにコグトレいいかもしれませんね。
大人用のドリルもあるみたいなので私もチャレンジしてみようと思います!