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一人事務所にRPAは必要か?

こんにちは、会計事務所RPA研究会 事務局のS美です。

「うちの事務所、一人なんですが、

 RPA入れる必要ありますか?」

実は、この質問、非常に多くいただく質問です。

 

まず率直に質問にお答えするならば、弊社の回答としては

「はい、むしろ最も優先度が高いかと思います。」

となります。

 

冒頭のご質問をされる背景としては、主に、

・一人事務所なので、現状自分だけで何とか業務をまわせている。

・人手不足、採用難などの問題に、大規模事務所ほど直面していない。

などの点があると存じますが、ちょっと想像していただきたいのです。

5年先・10年先もそうした状態でいられるでしょうか?

 

もし仮に、会計業界を取り巻く環境が(延いては社会を取り巻く環境が)、

この先も今と全く変わらず、顧問業務がメインで、

AIなどのテクノロジーも今より進化しない・・・、ということであれば、

5年先・10年先も、一般的な企業努力で現状をキープできるかもしれません。

しかし、そんな5年先・10年先があり得るか、ということです。

 

今、会計業界でも急速にデジタル化の波が訪れています。

テクノロジーとの共存がうまくいき、

単純作業をRPAなどに任せることができれば、

浮いた残業代などのコストの分、サービスを安価に提供することもできますし、

浮いた時間で付加価値の高いサービスを提案することも可能です。

そのような努力を実らせた事務所が、これから多く出てくるわけです。

(既に、そのスタートを切っている事務所も多数あります)

そうした事務所と、5年先・10年先に同じ土俵で戦えるでしょうか。

 

少数事務所ほど、一人当たりの生産性の高さが求められます

まして一人事務所であれば、所長である自分の生産性を

どれだけ高くできるかが生き残りの鍵と言っていいはずです。

それならば尚のこと、生産性の低い業務はテクノロジーに任せ、

付加価値の高いコアな業務に集中していく必要がありますし、

逆にそれが確立できれば、一人でもハイパフォーマンスを生み出せるのです。

 

しかも、ラッキーなことに、

一人事務所こそ、RPA導入もスムーズ」という側面もあります。

導入にあたってのデータの整備・統一や、

ノウハウの周知、現場の抵抗感など、

多くのメンバーが関われば関わるほど、調整は難しくなります。

しかし、一人 or 少数であれば、フットワーク軽く対応していけるのです。

だからこそ!

大規模事務所にはないスピード感でテクノロジーとの共存を進め、

業界の先進事例になっていただきたいと思います。

そのことが、新規顧客を呼び込む大きなチャンスにもなるはずです。

 

すでに一歩を踏み出し、弊社サポートを存分に利用されながら、

次々とデジタル化を進める一人事務所を多く存じております。

ぜひ、貴事務所も仲間に入りませんか?

 

お問合せはお気軽にコチラからお待ちしております。

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