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「断捨離」と「RPA導入」

このところ、
断捨離とRPA導入は似ていると思うことがあります。

断捨離をして整理収納の動線を整えることは、
その後のパフォーマンスを向上させますし、
メンタルにも清々しい効果がありますし、
様々な無駄が減り、生産性の向上にも貢献します。

しかし!

やった方がいいとわかっていても、
なかなか腰が上がらないのが、整理整頓ですよね。
デスクの文具の整理程度ならば手をつける気になっても、

事務所内の多くのものを一旦洗い出し・・・
要不要を切り分け・・・
整頓した上で、分類をしっかり決めて戻し・・・・
不要なものは、適切に処分する・・・

これをやろうと思うと、
考えるだけで気が遠くなり、
「今でなくていいか」と先送りにしてしまいます。

しかも、目の前の業務をすべてストップして
整理整頓に集中できるならばともかく、
目の前の業務も並行しながら
事務所全体の整理整頓を遂行するには、
強い意思や目的が必要です。

どんなにメリットがあり、
その後が格段によくなるとわかっていても、
途中過程での負担や他への影響を考えると
なかなか手をつけられませんね。

 

これと同じようなことが
業界におけるRPAの導入にも起こっている気がしています。

RPAが便利なのはわかっている。
人手にはかなわない効果もあるのだろう。
スタッフのストレスも減り、生産性も上がると聞く。

ただ・・・
「RPAやるぞ!」というハードルが超えられない。

RPAを理解する億劫さや、
理解したとして、各社を比べる億劫さ、
導入するのに、色々と見直すべき日々の業務、
スタッフへの周知・教育、
新たな業務フローの構築も必要か・・・?

それらを思うと、
どうにも蓋をしたくなりますね。

 

ですので、そんな時には、
ぜひこう考えてほしいのです。

「まずは、デスクの文具の整理レベルでOK!」

いきなり業務全体にRPAを浸透させようと思うと、
大掛かりになってしまいますが、

まずは、何か一つ、
簡単な業務を自動化してみることから始める。

実際使ってみて便利ならば、
似たようなフローの業務でまた自動化をしてみる。

そのようなやり方を、
たとえマイペースにでも数回繰り返していると
感覚がつかめてきます。

その段階まで来てから、
必要であれば、効率的に社内に展開することを考えれば良いのです。
(その頃には、スタッフも、全くのゼロベースではなく、
多少のイメージが掴めているはずです。)

弊社のお客様でも、
RPA活用が軌道に乗った事務所様を見ていると、
上記のような流れをたどっているように思います。

RPAによる自動化は、
何も複雑なロボットを組むことだけが全てではありません。

非常に単純なロボットでも
それが日常的に役に立つことも多くあります。

ぜひまずは、小さくトライしていただければと思います!

 

そして、
「RPAを理解する億劫さや、
理解したとして、各社を比べる億劫さ」
この辺りにつきましては、

<1時間でわかる!今さら聞けないRPA入門>
というテーマで、
オンラインでの入門セミナーを開催しておりますので、
ぜひそちらもご参考にされてください。

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ご参加をお待ちしております!

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