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「倍返しだ!」

先日、テレビでニュースを見ていたところ、
ある和食店に取材が入っていました。

今、飲食店は非常に厳しい状況にありますが、
その和食店の店主は、
「厳しいが、今だからこそできることに力を注ぎたい」
とのことで、

20時に閉店した後の時間を、
若手の育成にたっぷりと当てられていました。

普段であれば、
なかなか育成に力を入れている暇がないが、今ならできる。
外からの成果(売上)は減少したが、
内からの成果として、今一番上がる成果は人の成長だ。

といった内容でした。

そして、収束した暁には、
成長した若手達とともに「倍返しだね!」と
笑顔ながらも気を引き締める皆さんの姿。

もちろん、このような取り組みができること自体、
厳しい中にも多少のゆとりがあるのかもしれず、
そんな余裕すらない事業者様も多いことと存じます。

なので、この和食店の事例を単に賞賛するわけではないのですが、
やはり、どんな状況にあっても、
それを何らかのチャンスと捉え、
今できる最善の道を模索し、行動に移すことには、
力が宿ると感じたニュースでした。

きっと、皆様のクライアント様でも、
新たな形態の模索(デリバリー、テイクアウト、通販、営業時間変更etc.)や、
新メニューの開発など、
様々な努力を続けていらっしゃることと存じます。
そこを税理士として何とか支えていきたいものです。

 

そして、
我々も、自事務所経営という面から考えれば、
このコロナ禍を何のチャンスとすべきでしょうか。

その一つの道が、テクノロジー活用だと考えています。

社会がこれほど一気にテクノロジー活用に舵を切るタイミングも
そうそうないもの。

この波を好機として、しっかり行動に移し、
雑務やルーティンを徐々にテクノロジーに任せていくことで、
事務所のスピード感も上がり、生産性も向上し、
”人手だけに依らない”というリスクヘッジにもなり、
スタッフのモチベーションも高められるのです。

その成果が実り始めた時、
それはまさに「倍返し」!

我々会計事務所も、
クライアントとともに、
コロナに「倍返し」していきましょう。

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