RPAコラムRPA-COLUMN
骨折とデジタル化の恩恵(?!)
こんにちは。会計事務所RPA研究会のS美です。
昨夕、小学生の息子が左手首を骨折し
2週間の間、ギブスで固定することになりました。
利き手じゃなくてよかった、と感じたのものの・・・
●着替えや入浴が一人ではできない。
●紙に文字を書こうにも、
左手で押さえられず書きづらい・消しづらい。
●ランドセルが背負えない。
●着られる服が限られる。
など様々な不便があり、
中でも息子が一番悔しがっているのが、
「ゲーム機のコントローラーが持てない」でした。(苦笑)
お友達と遊べない・・と。
親としては、可哀想な気持ちもありつつ、
これで息子のデジタルデトックスが叶うか?!
と思ったのですが、とんでもない。
イマドキ、手で操作ができなくても、
音声認識を使って、様々なことを
タブレット端末に指示することができますよね!
我が家はiPadですが、
「ヘイSiri、YouTube開いて」と始まり、
見たいコンテンツを音声で検索して、
何事もないかのように動画を楽しんでおられました・・・。
テクノロジーとの共存・共生ですね。苦笑
そして、この経験を、
ふと我が身に当てはめてみたのですが・・・
もし左手が使えないとなると、
PCへの入力や打ち込みができず、
非常に不便で、仕事になりません。
しかし、息子のように、
何かテクノロジーを活かせるとしたら。
例えば、紙帳票をスキャンをする程度の作業が
スムーズにできるなら、AI-OCRを活用することで、
帳票のデータ化ができます。
また、仕訳作業について
事前にRPAシナリオが準備できているならば、
手入力ができない状態になっても、
ある程度の仕訳作業は完了するでしょう。
このように、
事務所内にテクノロジーとの共生環境が整っていることで、
スタッフの不測の事態にも、
スムーズに対応できる範囲が広がるのだな、と
今回の息子の骨折で、より身近に感じました。
様々なことが流動的で読みにくく、
求められる対応の幅も広くなったこの時代、
やはり日頃から、変化への備えが重要です。
テクノロジーはその基盤になるのだと感じています。
ぜひ少しずつでも、
事務所のデジタル化を進めていただければ幸いです。