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コロナに迫られる働き方改革のリアル

こんにちは。

会計事務所RPA研究会 事務局のS美です。

リモートワークも活用しながら日頃業務に当たっておりますが、

このあまりに急激すぎる感染拡大を目の当たりにし、

その環境でよかったと痛感しております。

 

子ども達の通う小学校でもチラホラと陽性児童が出ており、

そうなると、その児童と同じクラスだった児童は、

濃厚接触者の特定までの期間、休校になってしまいます。

その特定が今混んでおり、数日かかるケースもあるようで、

濃厚接触ではない可能性も多々ありながら、

その間、数日は自宅から出られません。

もしその後の流れで、陽性者が複数となった場合、

一定期間の休校が継続していきます。

 

しかもその「明日から臨時休校」といった連絡が来るのも突然!

前日の夕方や夜に連絡が来て、もう翌日から、という話なのです。

元々リモート対応のできない保護者の方々や、

急に明日からと言われても難しい方々から、

困惑の声が多数聞こえて来ます。

 

まして、我が子が陽性となった場合、

家族は原則として全員、濃厚接触者。出勤などはできません。

その後の検査を家族全員で受け、たとえ自分が陰性だとしても、

新たに家族内の別メンバーに陽性が判明した場合、

今度はその別メンバーの濃厚接触者ということで、

また隔離期間は延びます。

自分自身は陰性で、症状などなく、働ける状況だとしても、です。

 

もちろんリモートに向かない職種も

対面でしか成し得ない職種も多数ありますので、

それは本当に社会で支えるしかないと思うのですが、

一方で、リモート化を進められる職業は、

今後なお一層リモート対応が欠かせないと感じました。

 

このコロナがいずれ落ち着いたとしても、

私たちはこのことから学び、進歩せねばなりません。

何が起こっても完全には動きを止めずに済む方法を

準備しておくに越したことはないはずです。

まして、コロナが一つの風邪のように完全に落ち着くにも

まだもう少しかかるでしょう。

 

そして、そのような点に柔軟な企業に対して

良い人材が集まる流れは加速するでしょう。

 

リモート化は、一種デジタル化にも通じるところがあります。

人手を使い集まってやる作業なのか(出勤が必要)、

人手は必要でも個々にできる作業なのか(リモート可能)、

はたまた、人手を離れ、テクノロジーに任せられる作業なのか(デジタル化可能)。

 

この辺りを見極め、精査し、一歩ずつ改善して行くことが、

今後の働き方の根本ではないでしょうか。

非常に苦しく、頭を悩ませられるコロナ対応の数々ではありますが、

これを糧に、成長・改善に向かえる側面もあるはずです。

腐らず、淡々と、進めていけたらいいですね。

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