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やる気の出ない時の”特効薬”

やるべきことは山積み、
しかし、どうにも手につかない。

このようなタイミングが誰しもありますよね!

そんな時、やる気が湧いてくる特効薬があれば
使ってみたいと思いませんか。

実は、先日、
仕事でお会いした方とそうした話題になり、
その方に”特効薬”を教わりました。
こちらです。

==========
「どんなに中途半端でも、たとえ1割でも、たった1分でも、
最悪、即時やめてもいい、というつもりで
とりあえず、その物事に手を付けてみる。」
==========

と。

 

皆様にも以下のようなご経験がないでしょうか。

引き出しの中の整理、なかなかやれずにいたものの、
ふとしたキッカケで一旦始めたら、
結局ピカピカにやり遂げてしまった。

書類のファイリング、やらずじまいでズルズル来ていたが、
必要に駆られて一部だけ手をつけたら、
その勢いで終わらせてしまった。

・・・のような。

この作用は、実は学問的に言うと、
「作業興奮」というのだそうです。

人は、やり始めることで、初めてヤル気が出るもの。

専門家ではないので、
詳しくは解説できませんが、

ヤル気=モチベーションの素となるドーパミンは、
脳の「側坐核」という場所で作られるらしく、
その「側坐核」を活動させるためには、
ある程度の刺激が必要なのだそうです。

つまり、どんなに気持ちが乗らなくても、
とりあえず手足を動かし、やり始めてみれば、
ヤル気はあとから付いてくるのが脳の原理。

「ヤル気が出るのを待つ」
というのは、ナンセンスなわけです。

特に、苦手分野のことや、どこか気乗りしない仕事、
初めての物事などは、そうなりがちですが、

「1分でもいい、どうしてもダメなら1分でやめてもいい」
と思えば、手をつけてみる気持ちになりませんか?

私は、この話を思い出し、
なかなか進まなかったこのコラムをひとまず書き始め、
今、ここまで至りました。(笑)

1分でもいい、と思って始めても、
意外と1分では終わらないものですね。

 

そもそも、人は、ゼロからイチが一番億劫なわけで、
そこさえ越えていれば、
続くステップは随分気楽になるものです。

しかも、仮に本当に1分でやめたとしても、
タイミングを変えて、再度「作業興奮」の力を借り、
また進め始めることもできます。

そうして僅かずつでも進められるとしたら、
「ヤル気が出るのを待って全く進まない」よりは随分マシ、
と思えるようになりました。

 

いかがでしょうか。
RPAを学ぶことも、
RPAのロボットを作っていくことも、
日々の忙しさの中で、なかなか手を付けられない方も
多いかと存じます。

そんな時はぜひ、「1分でもいい」という思いで、
まずは始めてみてくださいね。
もしかしたら、脳の「作業興奮」作用が助けてくれるかもしれません!

そして、効率的な学びには、
ぜひ弊社オンラインセミナーもご活用ください。
初心者向けや実践・体験編などご用意があり、
お申し込みも1分で終わりますよ(笑)。

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