RPAコラムRPA-COLUMN
税理士の価値とGW
こんにちは。
会計事務所RPA研究会のS美です。
私事なのですが、
元々想定していた家族でのGWの予定が、
先方の事情でナシになっていまい、
急に丸っと予定が空いてしまいました。
かといって、何もせずずっと家にいるのも・・・となり、
今あたふたとGWのレジャーや旅行を検討しているのですが、
いや〜、価格が高い!!ですね。
そして、いいなと思ったものは、全然空いておらず、
途方に暮れております。
しかも、
「お!空いている!」と思ったものが、
ちょっと検討して、戻る頃には埋まっている、
ということも度々起こる状況で・・・。
そうなってみると、
まさに「逃がした魚は大きい」という気持ちが湧き上がり、
予約できなかったその対象が、
とても眩しく価値ある存在のように見えてきます。
需要と供給のバランスを
こんなにも切迫して感じる機会もなかなかありません。苦笑
そんな経験をしながら、ふと思いました。
「税理士」という職業やサービスも、
こんな風に引く手あまたで、
価格が上がる、という状況はあり得るだろうか、と。
旅行やレアな商品のように、
需要の浮き沈みや流行の大きいサービスではないので、
価格の変動が、頻繁かつ急激に起こることは考えにくいですよね。
しかし、
長い目で見るとどうでしょう。
AIなどテクノロジーの台頭により、
税理士の職業は、狭まっていくのではないかと言われています。
対応する業務内容が狭まるとすれば、
むしろ価格を下げる状況が生まれるかもしれません。
一方で、
AIやテクノロジー環境が進歩しても、
財務顧問・経営顧問といった、
数字で経営者を支える業務は残るでしょう。
また、「テクノロジー環境が進歩したからこそ」の業務も
あるのではないでしょうか。
中小企業は、大企業に比べ情報が不足してしまいますので、
経営者はまさにそのテクノロジーに関しても、
相談相手を求めています。
特に、経理・財務のようなお金周りのデジタル化など、
機密な情報ほど、むやみに相談するわけにもいかないため、
もし税理士がその辺りをカバーできれば、
非常に強い魅力になるのです。
このように、付加価値の高いサービスを提供できる税理士ほど、
この先、求められる存在になります。
求められればその分価値は高まり、
もしかすると、引く手あまたで単価も上昇、
という状況もあり得ますよね!
GW予定変更の急なあたふたから、
そんなことに思いを馳せた今日この頃でした。
ぜひ付加価値の高いサービスを実現するべく、
単純作業のデジタル化など効率化を進め、
貴重なマンパワーを、
人にしかできない業務に投資していただけたらと思います!