RPAコラムRPA-COLUMN
来月からは時間の投資を積極的に!!
個人確定申告の延長と3月決算5月申告の顧問先状況による延長により、
いつもの年とは違うスケジュールになりました。
時間配分や、各担当者に関しては、動きが多少変わってきています。
一般的には、ある程度の規模の会社の申告の延長や
株主総会が6月にある場合を除いて
6月~11月前半くらいまでは、繁忙期に比べれば時間はあります。
◎6月~11月までに何を準備するかがとても大切な年
今回のコロナの影響により、
自動化、リモート化が通常に比べて一気に進んできました。
この流れや加速度はアフターコロナの時代でも変わらないです。
第二波、第三波が来るとも言われていますが、
この時期に通常の年より、時間を使ってでも自動化を進めるべきです。
人間が行う作業をできるだけ減らすことが、
Withコロナ、アフターコロナの時代に関してはとても大切です。
◎今やるべきこと
今、仕訳の一部自動化は、殆どの会計ソフトでできる機能です。
もし、その機能をまだ採用していないのであれば、
登録に時間がかかるという“時間への投資”を行ってでも絶対に行うべきです。
多くの事務所は、今年時間をかけてこの部分は行ってきます。
他の事務所に後れをとることになります。
自動化できるためには、デジタル資料の受領を行う必要があります。
顧問先へのお願いもこの時期では通りやすいと考えています。
顧問先へのお願いを是非積極的に行い、
できる顧問先はどんどんデジタル化を進めていきましょう。
もちろん、私も税理士法人の代表ですので、
顧問先の理解は、口で言うほど簡単ではないことは体感しています。
しかし、当社の従業員に危険をさらす可能性があったり、
将来に絶対に有利性を保てるという観点からは、
何としても協力をして頂かなければいけない部分かと思います。
◎RPAを導入している事務所様
RPAを導入している事務所様は、ロボット作りを積極的に今行うべきです。
うまくいっている事務所の多くは、
毎週この曜日のこの時間はロボット作成を行うということを決めているみたいです。
毎朝1時間という事務所もあります。
繁忙期になるとなかなか作れないロボットですが、
この時期に絶対に必要なロボットは作るべきです。
ロボットをこの時期に作る“時間の投資”は、
コロナにも今後の加速度的なテクノロジーの流れにも負けません。
今が、チャンスと思って取り組んでください。
まだまだ全国的にみてRPAを導入している会計事務所は少ないです。
3年後には、かなり多くの事務所が導入しています。
スタートが早ければ早いほど有利です。
是非、6月~11月に多くのロボットの作成を時間をかけてでも行って下さい。
御社を助けることになります。
ロボット作りで困った際に、もしくは、何を作ればよいか分からない際には、
弊社まで一報頂けると色々なアドバイスができると思います。
毎日、色々な問い合わせをこなしてきた
専門の会計事務所専門のロボット担当スタッフが相談に回答させて頂きます。
◎さらにその先を
最近顧問先へRPAを導入する際に、
セミナーを開きたい、資料を欲しいという問い合わせも増えてきています。
今後の大きな付加価値の高いサービスとして、顧問先へのRPA支援コンサルがあります。
毎月、定額のコンサル業務です。
顧問先の自動化をコンサルすることにより、顧問先の競争力もつきます。
御社のノウハウが役に立つときがきます。
これも早く導入すればするほど、勝つ可能性が高いです。
今後、会計事務所の自動化の流れは必ずやってきます。
自動化した後に余った時間を、高付加価値のサービス提供の準備に当てるよう
考えないといけない時期です。
会計事務所と顧問先の安定した経営のために、
RPA支援コンサルは大きな可能性を秘める一つだと考えています。
皆様の中期経営計画の中の選択肢の一つとして考えて頂ければ幸いです。