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給料の現金支給
私は初めて勤めた会計事務所では、給料の支給は現金支給でした。
もう25年前の話です。
給料の現金支給には2点欠点がありました。
1つ目は、当然現金と給料明細が入っていましたので、現金を数えて給料明細と合っているかの確認を行わなけばいけないことです。
代表が給料日に現金を給料袋に入れるのですが、幸い私は間違いがございませんでしたが、間違えがあった際に、ややこしいことになるのではないかと思っていました。
振込であれば、通帳の金額と明細を合致しているかを確認するだけでよいですし、間違えて振込をされていた場合には、証拠がしっかりあることになります。
2つ目は、こちらの方が大きな問題でした。
給料日に当番の人間が、銀行に現金を引き出しさなければいけないということです。
事務所全員の給料になるために、大きな金額になります。
徒歩で7、8分の駅前の銀行までお金を引き出しに行かなければいけませんでした。
当番の人間が特に女性の場合は、非常に嫌がっていました。
私も道中なにかあった際には、どれくらいただ働きをしなければいけないかを考えながら歩いていました。
このように現金支給の給料はとても大きなデメリットがありました。
その後、殆どの会社では現金支給というのはなくなりました。
今は、インターネットバンキングで処理をして、給料日の3影響日前に給料振込の用紙を銀行まで持っていくこともなくなりました。
通帳記帳も、両替も年々数は減っていくと思います。
このようにテクノロジーの進化は、当たり前に人間の行動変化を生みます。
行動変化を先んじて行えるかどうかは、情報を早く受け取ることができるかどうかにかかってきます。
是非、皆様も将来の人の行動変化を想像してみてください!!
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