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RPA初心者がやってみた〈第11回 RPAができないこと〉

こんにちは、会計事務所RPA研究会のK子です。

 

RPAは何でもできる魔法のツールのようですが、

実はできないこと(苦手分野)もあります。

今回はそんな“できないこと”をクローズアップし、

お伝えしていきたいと思います。

 

◎状況判断を要する業務

いつも同じルールの中で処理できる作業、

つまりイレギュラーが発生しない(あるいは少ない)業務はRPAの得意分野。

 

逆に、「これはいつものルールが適用できない・・」

「あれ?いつもの画面と仕様が変わった・・」

というものはRPAの苦手分野。

 

人であれば、例外が発生した場合には考えて処理していきますが

RPAは学習能力がありません。

 

◎作業ルールが煩雑な業務

RPAは

“この場合はこうする”、

“この時はここの数字をひろう”

“これでないときはここを入力する”

と条件を定義してシナリオ作成することができます。

しかし、この条件定義が膨大にあったらどうでしょうか?

ロボット作成に時間がかかりすぎ、非効率です。

 

つまり、RPAをうまく取り入れるためには

自動化できる業務を見極める必要があるのです。

 

人の判断が必要だと思う業務でも、

何を元に判断しているかを掘り下げルール化してみると

実は自動化できる場合もあります。

 

また、ルールが煩雑な業務でも、

それ以外の部分においてルール化できるのであれば

RPAと人間が行う業務の棲み分けを行い、活用していくことも可能です。

 

うまくRPAを活用し、業務の自動化を進めていきたいですね!

 

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