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RPA初心者がやってみた〈第10回 レシピ、シナリオとは?〉

こんにちは、会計事務所RPA研究会のK子です。

 

よくRPA業界では

“レシピ”  “シナリオ”

といった言葉が飛び交いますが

これって何のことでしょうか?

 

RPAとは『Robotic Process Automation』の略語で、

人間が行う業務を自動化するロボット のことです。

 

ロボットに、やってほしい業務を指示するときに必要になるのが

“ロボットへの指示書”、

つまり“レシピ”、“シナリオ”ということです。

 

「指示書なんて作ったことない!難しそう!」

と思われる方がいらっしゃるかと思いますが

決して難しいものではありません。

 

なぜなら普段行っているパソコン操作

(Excelや専用ソフトへの入力、印刷やメール送信等)

をそっくりそのままレシピにするだけなのですから。

 

しかし、効率の良いレシピ作りを行うためにはコツが必要です。

ショートカットーキー(Ctrl + C:指定した文字やデータをコピーする 等)を駆使したり、

無駄な手順がないのか第三者に見てもらったり、

既に出来上がっているレシピを参考にしたり・・・。

 

簡単にまとめると下記のような手順でレシピ作成となります。

 

  • 自動化したい業務の手順をまとめる(作業の見える化)
  • 第三者にも手順を確認してもらう(作業に無駄がないか確認)
  • 既に出来上がっているレシピを参考にしながらレシピを作成してみる(実際に指示書をつくる)
  • 動作のテストをしてみる
  • スムーズにロボットが動くまでレシピの修正・動作確認を行う(ロボットの精度を上げる)
  • 定期的なメンテナンス

 

実際にロボットが機能するまでのレシピを自分で作成することで

そのあとのメンテナンスも自分自身で行えるようになります。

 

そして一度レシピを作成すると、それを応用した別のレシピを作成することができ、

業務の自動化スピードが上がります。

 

いかがですか?

何だかレシピが作成出来そうな気がしてきませんか?

コツは、簡単な作業をレシピ化するところから始めること。

私もさっそく自動化できそうな、小さな単純業務を見つけようっと!!

 

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