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GOTOトラベルとGOTOイートの違いにみる経営手法

 

 

GOTOトラベルとGOTOイートに関して、批判はたくさんあります。

会計事務所・社労士事務所の顧問先には、観光業や飲食業が多くあります。

よって、会計事務所・社労士事務所にとっては顧問先を少しでも支援してくれる制度であるGOTOトラベルやGOTOイートに関しては、賛成が多い気がします。

 

GOTOトラベルやGOTOイートに関して、顧問先で違いが出ています。

GOTOトラベルのホテルや旅館では、比較的金額の高い宿泊先が好まれる傾向にあります。

逆にビジネスホテル等は、あまり恩恵を受けていないところも多いです。

これは、割合・率により金額が決まる方式だからです。

つまり35%という割合であるから、高級ホテルや旅館になればなるほど、補助の金額としては大きなものになります。

 

一方、GOTOイートに関しては、高級店よりも客単価がディナーでも2000円~3000円のお店が人気が高いです。

これは、GOTOイートが定額であるためです。

定額で1000円という割引になった場合には、高級であろうと、低い金額であろうと1000円という金額で変わらないために、割合で考えると、高級店ほど値引き率は低くなります。

 

一定率と定額という違いにより、消費者のニースが異なってくることが分かります。

今後、周年行事や記念日など、特別な日に対して、一定率をするのか定額にするのかを自社の顧客単価や、顧客の属性により変化させることが望ましいです。

是非、一定率と定額をうまく使い分ける経営を行って頂ければと思います。

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