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8月20日 チャリティーセミナー 税理士法人池脇会計事務所様
本日で全8回のチャリティーセミナーが終了致しました。
最後は、北海道の税理士法人池脇会計事務所様の池脇先生にご登壇頂きました。
全国の方から見れば現在の北海道の状況に関しては、かなり情報が少ないと思います。
その中で色々なテーマでお話をして頂きました。
◎税理士法人池脇会計事務所様
税理士法人池脇会計事務所様は、先月で50周年という節目にあたる歴史のある事務所様です。
従業員の方も90人を超え、有資格者も多い事務所様です。
顧問先も1000を超え、名実ともに北海道を代表する事務所です。
◎北海道のコロナに関して
北海道は二度にわたる緊急事態宣言がありました。
一度目は北海道独自の緊急事態宣言です。
期間2月28日~3月19日まで。
二度目は政府の行った緊急事態宣言です。
期間は4月16日~5月25日までです。
北海道の方にとっては立て続けに緊急事態宣言が行われたことになります。
影響は、教育にも及び、小学校の夏休みが1週間少ししかなかったりだそうです。
税理士法人池脇会計事務所様では、個人の確定申告は顧問先の関係から3件ほど期限の延長は行われましたが、他は全て期限内で行なわれたそうです。
◎北海道の産業構造
北海道は、第一次産業が全国平均に比べて約3%多く、第三次産業も全国平均に比べて約5%多いという構造です。
第二次産業もお土産やさんへの商品などの一部であったりと観光業との関係性の強い会社が多いということです。
やはり、今回のコロナにおいて、飲食・観光業が大きな影響を受けているというお話です。
インバウンドの観光客は当然見込まれませんが、国内の観光客は街で少し見かけるようになってきているそうです。
現在は北海道のコロナの感染者自体は少ないので、できる限りこの状況をキープしてほしいです。
税理士法人池脇会計事務所様では、顧問先の飲食店に少しでも貢献するために、社員にお弁当の注文を頻度を多く行っているそうです。
◎事務所改装
事務所の改装を行われました。
それにより、秘書・総務を除いてのフリーアドレス化を行われました。
ドキュワークスなどのツールを利用して紙を無くす努力を行われました。
セミナー内で、以前の写真とフリーアドレスが行われた後の写真を見せて頂きましたが、本当に紙が消えたと感じました。
また、二つのフロアーにまたがっていた部署をワンフロア―にすることに成功し、業務がやりやすくなられました。
また、完全なフリーアドレスではなく、椅子の色によりグループごとのフリーアドレス化にされていました。
私も完全なフリーアドレス化よりも、まずは、グループごとのフリーアドレス化の方が始めやすいと感じました。
弊社もフリーアドレス化を考えていたので、とても参考になりました。
◎税理士法人のM&Aに関して
税理士法人が特別ではなく、一般の法人と同じような考えでM&Aを否定も肯定もしないという考えでおられました。
やはり文化や目指す方向が一致していることが一番大切だということで、目指す方向があっていて、社員も同じ職場で働けるというものがないと厳しいというお話でした。
今回のチャリティーセミナーを通して、やはり税理士法人のM&Aは慎重に考えて、特に文化・社風などが一致しないと難しいということを改めて理解しました。
◎税理士の今後について
資格で行うべき仕事は最小限で良いのではないかというお考えでした。
大切なことは、どれだけ中小企業の皆様に必要とされる存在でいるかだというお話でした。
全く同じ考えです。
本日はお忙しい中、税理士法人池脇会計事務所様の池脇先生にご登壇頂きました。
貴重なお話、普段知りえない情報をご教授頂き有難うございました。
また、本日もたくさんの方が参加頂き、重ねて感謝申し上げます。