RPAコラムRPA-COLUMN
テレワークでとても大切な考え方
◎緊急事態宣言の延長
2020年5月4日緊急事態宣言の延期が発表されました。
その中でテレワークの強力な推進が要求されました。
現在、経営者として考えないといけないことは、
緊急事態宣言中、WITHコロナ、アフターコロナという3つの世界に関してです。
現在、弊社でもテレワークに関するセミナーを多く開催しています。
皆様がテレワークを導入されたとき、上記3つの世界に関して、どの世界まで行いますか?
◎緊急事態宣言中とWITHコロナとテレワーク
緊急事態宣言中は、8割の人との接触を減らすことを目標に、
外出をできるだけ避けるという意味で、テレワークを導入することが余儀なくされます。
コロナは、長期戦という表現をよく使われます。
第二、第三の波を食い止めるためにも、
大切な従業員や、家族を守るためにWITHコロナでもテレワークは持続すべきです。
緊急事態宣言中ほど、出勤割合を減らす必要はないまでも、一部はテレワークをすべきです。
◎アフターコロナの世界
アフターコロナの世界では、テレワークをどのようにお考えでしょうか?
テレワークは管理が難しいという部分はあります。
一方で、能力の高い方はテレワークではたくさんおられるという事実もあります。
◎テレワークに合った業務
一つの考え方として、テレワークに合った業務は、
毎月一定量を任せるという業務は向いています。
(現在のような、緊急事態宣言中の話ではなく、アフターコロナの話です。)
例えば、月5,000仕訳の記帳を行ってほしいとか、
10社の予実管理や経営分析に必要な資料を作成してほしい等です。
ある一定量をある一定期間で行うことであれば、
時間的にまとまった時間がとれない方や、会社まで来れない方にとっては有用です。
◎会社のシステムの一部に組み込まれるテレワーク
アフターコロナの世界では、テレワークを業務の一部として捉える必要があります。
そのためには、テレワークをどのように運用することが必要かを、
やりながら微調整していく必要があります。
会社の中のシステムの中で、テレワークが有機的に機能している会計事務所の生産性は高いです。
皆様の事務所におきましても、テレワークをアフターコロナの世界においても、
持続して頂ければと考えています。