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8月6日 株式会社名南コンサルティング様チャリティーセミナー

本日は、株式会社名南コンサルティング様の浅井様にご登壇頂きました。

名南グループ様は、従業員600名と日本を代表する税理士法人です。

今回のセミナーでたくさん知らないことを教えて頂きました。

また、大きな税理士法人だからこそのサービスも勉強させて頂きました。

 

◎名南グループ様の設立当初

名南グループ様の設立当初のお話を聞いたことがなかったので、新鮮でした。

初代の代表が佐藤様で、国税庁出身の方というお話です。

国税庁出身の佐藤様は、国税庁時代、取れる税金は全てとっていくというスタイルで税務調査を行ったみたいです。

税理士事務所で独立される際には、国税庁時代に税務調査の相手だった会社からの依頼がきたそうです。

なるほどと思いました。

かなり、敵としての実力がすごかったので味方にしたいと感じるのは人間の心理ですね。

佐藤様は、当時顧問料をあまり意識せず、比較的金額が低い顧問先でも顧問契約をされていたそうです。

 

◎MyKomonのサービス開始について

二代目の影山様の代に、かなりIT技術を他の会計事務所に先立って導入されていたみたいです。

一人PC一台も他の会計事務所に比べてかなり早かったというお話を聞きました。

名南様への事務所見学の要望もかなり多かったみたいで、その際にシステムを導入したいという会計事務所が多かったみたいです。

名南グループで色々な試みを行った際に、良かったものをMyKomonとしてサービス提供することを行われました。

現在でも、かなり多くの失敗のなかから、良い部分をMyKomonのシステムに加えていくという方針は変わらないそうです。

弊社でも今年個人確定申告の進捗管理でMyKomonは、とても役に立って頂きました。

MyKomonで会計事務所が活用する一番多い機能について、お聞きしたところ、やはりグループウェア、進捗管理部分だそうです。

まだ、MyKomonを導入されていない事務所は是非一度ご検討頂ければと思います。

役に立つ機能がかなり多いです。

 

◎緊急事態宣言の中で行ったこと

チームをすぐに作り、情報を集めて顧問先へ提供をしていった。

その際に、顧問先の方と直接話をする方がうまく伝えれない可能性もあるので、雇用調整助成金であれば社労士の動画を直接顧問先見せることを行った。

その際の、内部資料も一部公開して頂きましたが、かなり細かく、分かりやすい解説であり、書き方の資料もとても分かりやすかったです。

 

◎コロナにおける顧問先の影響

やはり名古屋ということで、トヨタの影響をかなり受けるということです。

トヨタの下請けや飲食関連も含めてトヨタの調子が悪いと、名古屋の街全体が沈むようなお話をしていました。

サプライチェーンが分断されていることもあり、やはりメーカーの売上の減少幅は大きいものがあったそうでうs。

 

◎会計事務所向けの無料サービス提供

本来会員でないと閲覧できない情報を全ての会計事務所へ公開したそうです。

日本の未曾有の危機であり、会計事務所の顧問先を守るために、全ての会計事務所へ無料で情報を提供して頂きました。

やはり業界の最大手の1社でありますので、自社だけが良ければという精神では動いていないという感じでした。

業界全体のことを考えた行動には、感銘を受けました。

 

◎税理士人口の減少について

税理士人口の減少はチャンスととらえるべきだというお話を頂きました。

弁護士の数が増えたことにより、弁護士資格を有してもなかなか厳しい方が増えました。

逆に、税理士人口の減少は働き手を見つけるのは、難しいが、必ず中小企業にとっては必要なので、数が減ることは単純にチャンスととらえるべきだという発想です。

ただ、今回のチャリティーセミナー全体で感じることですが、税理士業界を知らない若い方が多いので業界全体が魅力をアピールすべきだとおっしゃっていました。

 

◎最後に

本日はお忙し中、浅井様にご登壇頂き感謝しかございません。

また、多くの方にご参加頂き、重ねて感謝申し上げます。

本日は、本当にありがとうございました!!

 

 

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