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WITHコロナとアフターコロナの経営者の考え方
WITHコロナとアフターコロナの経営者の考えとして、個人的には一番大切な考えは会社を継続するかどうかだと思っています。
会社を継続するかどうかを考える際には、①現在のキャッシュフロー、②今後の売上の戻り、③どれくらいの期間で回復を見込まれるか、及びコロナ前に比べてどれくらい戻るかを考えるべきかと思います。
①~③で戦える、継続できるという判断に至った場合には、手元資金を最大化できるだけの動きをするべきです。融資を受けれるところからは、融資を受けるべきです。今は非常事態ですので、手元キャッシュが会社継続には一番重要です。
コロナ前に比べて今がどれくらいの減少か、30%なのか、50%なのか、70%なのか。
現在のWITHコロナの時代では、非接触ということが大きなキーワードになります。
接触の機会の多い、さらに20代、30代の方が多く集まる大都市で“接触型”ビジネスモデルを行う業種はかなり苦労されています。
飲食・アパレルの店舗など、都心部と郊外では、コロナ前の売上の下がり方が違っているという傾向にあります。
今までの顧客が、会社帰りの人が多かったのか、休みや休暇、もしくは近隣の住民の方が多かったのかでも違ってきます。
郊外の美容室と青山や表参道の美容室では、同じグループの美容室でも減少幅が全然違うとお話されていました。
アフターコロナの時代で考えるべきは、売上の戻りの時間と戻りの割合です。
今までインバウンドに対する商売を行ってきた方は、一時的に国同士が閉鎖的になり、国民感情も閉鎖的になるために、かなり戻りは遅いと考えています。
今のキャッシュと将来の損益を考えた際に、将来の損益が苦しい業種がかなり多いと考えています。
新しい時代へのビジネスモデルの変化を自社内で行っていかなければ、どの業種も厳しいです。
厚労省は、ソーシャルディスタンス、手洗い、マスク着用という提案をしています。
ここも消費者心理を考えれば、ある程度ビジネスに反映させなければいけません。
大都市の店舗型ビジネスモデルは、かなりチャレンジを行わなければいけないと考えています。
最初に、紹介サイトから来た顧客を次回は紹介サイトを使わずに自社を利用してもらえるように、どのように顧客にインセンティブを与え、リピートして頂けるかが非常に重要になってきます。
そのためにも、まずは、紹介サイトを見た顧客が利用したくなる紹介サイトの運用に仕方・工夫・商品サービス内容が重要となってきます。
我々、会計事務所・社労士事務所も多くの対策、変化を行わなければ、かなり厳しい状況になります。